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住友化学 EPDM工場 火災  [材料相場、需給]

2012年10月17日午前9時 住友化学千葉工場EPDM工場の乾燥工程で火災発生 1.5時間後に鎮火となった。けが人はいない模様。現在EPDM工場は停止し、消防の立ち入りとなっており、回復のめどが立っていない。
住友ゴムのEPDMは日本のEPDMゴム消費の約30%を担っており、今後すぐに代替品の供給を考える必要がある。経験からいうと、火災で乾燥工程が損傷し、消防署は根本的な対策をうたないと生産許可を出さないので、このEPDM工場の完全再開は最低でも4ヶ月後となろう。住友化学のEPDM生産能力は4万トン、日本の国内EPDM消費量は2011年で約10万トン、EPDMの輸出が7万トン、輸入が1万トンである。

2012年11月19日情報;
ゴム報知新聞によると、11月14日に同EPDM工場は生産を再開した。安定在庫を確保した後、通常のフル運転に移行する。とのことである。実際約1ヵ月生産が停止していた。
この1ヵ月は在庫から出荷していたが、生産が再開したため今後の供給はひとまず安心であろう。

2012年10月20日でのブログ記事;
住友化学のEPDM在庫量はここのところの消費減少で、現在工場外部保管の在庫が結構あるが、消防立ち入りですぐには工場からの新規製造出荷ができない。また在庫としても、すべてのグレードが半年分あるわけではない。問題はいつ再開できるかである。海外の日系ゴム会社向けの輸出も止まってしまうであろう。住友化学のEPDM工場は2000年12月にEPDM生産ラインの溶剤ヘキサンタンクで火災発生事故を起こしており、今回同じプラントで二度目に火災事故であり、袖ヶ浦消防本部の対応が注目される。千葉の消防署は工場火災事故にかなり厳しいことは有名である。
対策としては、同じユニロイヤル技術でEPDMを生産している米国のLIONCOPOLYMER社(生産能力年13万トン)韓国SK化学(生産能力3.2万トン)からの輸入であろう。かなり同じグレードを生産している。
加藤事務所でもLIONCOPOLYMER社のEPDMを輸入して在庫をもち国内販売をしているが、全グレードすぐには対応できないので現在米国から輸入可能なグレード、量をチェック中です。 お問い合わせは加藤事務所 電話03-5645-8670 担当 澤木まで。
写真は17日のNHKニュースの写真です。 (10月20日再編集)

SUMITOMOEPDMFIRE2012-10-17.jpg
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コメント 3

本当に業界通ですか?

工場敷地内に在庫されてないのを知らないで、直ぐに出荷出来ないとか良く書けますね。
変に不安を煽るようなコメントは削除してください。
非常に迷惑です。
by 本当に業界通ですか? (2012-10-19 08:06) 

KATOSAN

ご指摘ありがとうございました。住友化学のEPDMは千葉工場外に在庫されていますので、現在出荷は可能な状態になっています。火災により「工場からの出荷ができない」旨の表記に21日に修正いたしました。
EPDM工場から火災は今回2回目であることを袖ヶ浦消防本部は重視し、その大幅な対策を求めるであろうことは十分予想できます。サイト管理人もかつて鹿島地区で火災を起こしたゴム原材料会社の技術責任者をしており、神栖消防署に工場再開申請に何回も通い、その厳しさは身にしみております。
早く工場再開ができることを願っております。
by KATOSAN (2012-10-21 23:35) 

「本当に業界通ですか?」に同感です

この件に限らず、知らない人が見たら誤解する様な内容が多いです。
また、事故を起こした会社に対する思いやりがまったく感じられません。
不安を煽って自社品のCMを行う。これって「火事場泥棒」だと思います。
by 「本当に業界通ですか?」に同感です (2013-02-21 08:14) 

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