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日本ゴム協会夏期講座講演 +台湾出張 [ご紹介]

7月24日はまた台湾に出張し、日本に出荷するニーダーの出荷前テスト、天然ゴムの素練りテストをしました。ニーダーマリナリー社では、写真のとおりインドネシア大手の某ゴム会社向けにニーダー、ロールにテストをしており、またインターミキサー型ニーダーも製造中でした。24日の最終便で羽田空港に戻り、25日は日本ゴム協会夏期講座(今年は横浜で開催)で「世界のゴム事情」で1時間講演してきました。全50枚のスライドで、世界中の各国のゴム産業とその現状を紹介、ちょっとこの講義の準備には力が入っていました。そのごく一部は下のとおり。
その後27日はブリヂストン調達部主催のCSR講習会に参加、このように日本を代表する会社のCSRの対する考え方は素晴らしい。当社もいろいろな事項を守っているはずですが社内で再確認します。28日は山口宇部に日帰り出張、朝4時半起きで出発で、朝6時半の羽田空港の混雑にびっくり。そういえば夏休みが始まって家族旅行の方が多かった。夕方には東京に戻り、スロバキアのゴム機械メーカー幹部と日系ゴム会社ポーランド工場向けの件で打ち合わせ。あっという間の一週間でした。ブタジエンはまたちょっと下がり$1000/MTを割った。31日にはサウジアラビアSABIC関係の方が来るので日本の合成ゴム市場についてプレゼンを今作っています。
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ベトナム天然ゴム [天然ゴム]

この数日は台湾1日、ベトナム1日の海外出張で、弾丸ツアーでした。当然ですが、
台北からベトナムホーチミンに向かうバニラ航空の夜便(この航空会社は日本の航空会社です)はほぼ満席でしたが乗客で日本人は2名だけでした。あとは台湾人、ベトナム人です。機内アナウンスは日本語と英語ですが、日本語は私のためのアナウンスかと。
台湾では下の機械の出荷前中間検査です。日本(日系)のユーザーに代わっていろいろと試験しました。最近は、出荷前試験の前に、中間試験機検査をさらに一回やるようになってきました。それだけ完璧な機械をユーザーに届けたいということです。
ベトナムでは7月20日にベトナム最大の天然ゴム会社 VRG(VietnamRubberGroup、年間天然ゴム生産量約35万トン、100%国営でまもなく民営化を進めるところ、従業員約10万人、加藤事務所はJTC社といっしょにVRGJAPANを合弁で運営しています。)を訪問し、Thuan社長、Khar副社長らと、2時間会談。こちらは日本側合弁のJTCと相談し、日本側から、天然ゴム会社VRGの運営の件で、あるプレゼンをし、VRG側を説得する事項があり、英語、ベトナム語でプレゼンしました。結果Thaun社長がベトナム首相と相談して、今後どうするか方針をきめるということになり、まずは1歩前進。同社はベトナムで有力な国営会社であり、大きな話となると、すぐに政府、ベトナム首相と協議してということになります。外交問題に絡み、政治問題化しています。一国の首相まで協議するというような大きな仕事ができることにちょっとワクワクします。ということで大事な1日でした。
そのあとThuan社長から前回ベトナム一行が来日時の、日本側の対応に対して、感謝の絵をいただきました。
23日夕方からまた台湾へ出張です。24日に帰国ですからこれも弾丸ツアーです。

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4-6月国産ナフサは¥39300/KL? [材料相場、需給]

先々週の日本ゴム工業会資材関係講演会では当社の講演で4-6月の国産ナフサは¥39300から39400/KLぐらいでしょうと解説しました。7月末になるとこの数字は公表されますので、さて当たっているかどうか?
さらにその先7-9月はさらに下がる予想です。
先週は前半は介護休暇で大分に、後半は取引先のある鳥取県米子(境港市)へ出張。写真のとおり、ゲゲゲの鬼太郎の町です。今週は今日から台湾行き、時間が有効に使えるので、いつものバニラ航空(LCC航空会社)で晩に成田から台湾高雄へ。この航空会社は日本の航空会社ですが、今日の便はほぼ満席でしたが、ビジネス客は私一人、さらに日本人乗客はたぶん私一人だけ、あとは全員台湾人観光客、という便でした。機内アナウンスは日本語と英語ですが、私のために日本語のアナウンスがあるということか。¥750で機内で買った機内食のかつ丼が意外とおいしいかった。
台湾に1日仕事で、明日の晩、台北からベトナムに、この日本のバニラ航空で移動します。たぶんこれも台湾人だらけでしょう。こんな便に台湾から乗る日本人なんていないでしょう。ベトナムでは当社合弁子会社VRGJAPANの株主総会で、その後合弁相手のVRGの社長と会談です。いろいろ打合せでの懸案があり、社長を説得するためのベトナム語での資料も準備中。
その後夜行便でトンボ帰り。東京に2日間いて、また台湾出張1日があり、これもトンボ帰りで、日本ゴム協会で夏期講座で「世界のゴム事情」の講演を25日にします。この講演資料はいつ作るか??
台湾は日本以上に暑い。今回は機械の試運転と仕様打ち合わせです。試運転は機械で加熱するので本当に暑い。
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日本ゴム工業会で講演 WWF-ミシュランの天然ゴムプロジェクト [材料相場、需給]

7月4日は日本ゴム工業会で資材関係の講演を2時間やってきました。今回で19回目、約10年間この講演をやってきたことになります。その一部は下のとおり。今回のテーマも「ゴム原材料・粗原料の需給動向と 今後の見通し及び、世界のゴム産業」、天然ゴムの先行き、ブタジエンの今後の価格予想、またEPDM,NBR,SBR等の8月と11月の価格変動予想を説明しました。4-6月国産ナフサ価格は¥39300/KLと予想、4-6月アジアブタジエン平均価格は¥127/kgぐらいか、7-9月はさらにナフサ、ブタジエンとも円価格はさらに下がると予想。この1年間のカーボンブラックの生産コストの推移も解説。その他いろいろですが、内容は日本ゴム工業会会員だけに公開でした。約40名の日本中の大手ゴム会社の購買部長、役員様にきていただきありがとうございました。 また世界各国のゴム産業がどんな状況であるかもご説明しました。毎月世界各国のゴム関係者に会っているので生の情報です。
 週後半にはNGO団体のWWFとタイヤのミシュランが共同で進めている天然ゴムサステナビリティプロジェクトの会合に参加。天然ゴム農園による、森林破壊、不法な土地取引、不当な労働 こららを防ぎ、そして安定収入の確保等5時間のプレゼンとレセプションでした。ミシュランはスマホを使って大勢の天然ゴム農民からのアンケート調査をするという方法が新鮮だった。レセプションで、WWF幹部とミシュランの本社購買本部長と意見交換。ミシュラン購買本部長との二人だけの話が面白かった。ある意味こちらが励まされた。
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東京ゴム薬品商同業会見学会ヤマト運輸、東芝 [ご紹介]

先週は、神戸、仙台に出張、それから某自動車メーカーの購買部との打ち合わせ(コンサルティング業務)、さらに東京ゴム薬品商同業会の見学会に参加し、ヤマト運輸の羽田クロノゲート(宅急便の自動仕分けセンター)と川崎の東芝の東芝未来科学館の見学をしてきました。下の写真のとおり。この2か所とも旬の話題の場所です。ヤマトは、人手不足で値上げを打ち出し、残業代未支払い230億円が判明し、見学会の日が株主総会日。目の前で相当早いスピードでコンベアーで宅急便の箱が行先別に自動仕分けされていました。昼間だったのでアマゾンの箱の仕分けが多かったように見えました。これもアマゾンとクロネコが運賃値上げで近く取引停止とのことで(日経新聞によると)、このアマゾンの箱が見られるのも最後かと。午後はこれも話題の東芝の未来科学館で東芝の歴史、取扱い製品の展示の見学。これも1年以内にその歴史も書き換えれるだろうし、展示のフラッシュメモリー等儲け頭は、一年後は確実にこの展示館からなくなるでしょう。そういった意味では今しか見れない東芝製品、歴史の展示でした。ちょっと前ならば原子力発電関係が大きく展示されたかもしれないが、さすが、原発関係はほどんど展示されていなかった。
そういう意味でも今回の旬な見学会の場所を設定された同業会幹事の加藤産商に感謝。
ブタジエンは先週もUS$925/MTで停滞。中国で、新しいブタジエンの買いが入らない。合成ゴムの生産が頭打ち。中国の新車への補助金が1月から半額になったことの影響がやっとでてきたか?
天然ゴムはある意味では相場が正常化。RSS3と TSR20の値差も大体想定の範囲内にもどってきました。大体この価格帯のレンジが正常だと思う。
ブチル再生ゴムの原料である輸入ブチルチューブスクラップの国際相場が急上昇中、インドでの需要が増えて、インドが国際市場で買いを入れており、そのため価格上昇。中国が休みならば、今度はインドが好調で、ゴム材料が一部不足になりつつあり。数年後の市況変動の始まりか?
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ブタジエンが$1000/MTを割った [材料相場、需給]

ブタジエンの北アジア相場が 6月上旬に$1000/MTを割りました。2月に$2500/MT近くまで高騰しましたが下げも早く、いったん5月初めに$1300/MTぐらいでとどまりましたが、その後天然ゴムの価格下落に合わせて、ずるする下がっています。関係者によるとさすがにこのレベルがそこであろうと言われていますが問題は中国で合成ゴムが4月以降売れていない。よって原料のブタジエンを新たに買おうをいうユーザーがなかなか出てこない。ということです。天然ゴムが5月になり落葉期が終わり、原料ラテックスが市場にどんどん出てくることは予想通りで別に驚くことではありませんが、中国での合成ゴムの生産抑制が気になります。
 タイヤが売れないのか? 確かに4月以降中国の景気が踊り場だというニュースは結構あります。加藤の見立てでは、それもありますが、本当の原因は中国でのカーボンブラック不足で、タイヤメーカーが作りたくても、このカーボンブラック不足でタイヤ生産量を落とさざるを得ないという可能性です。これは今後夏までこの状態が続きそうです。
 天然ゴムはRSS3と TSR20の値差が通常期のレベルまで下がってきたので、もう市場として正常な状態になったと思います。やっと昨年11月からの高騰が終わりました。
合成ゴムとブタジエンの市況価格には注目していきたいと存じます。
下に写真はJSRのブタジエンタンク JSRのサイト http://www.jsr.co.jp/csr/2014/img/special/sp5_14.jpg より。
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気温40度で今日は涼しい インド出張 インド物品税スタートする [海外]

先週2日間だけインドに出張してきました。取引先で価格交渉で成約というのもありましたが、メインは加藤事務所が50%出資しするインドジャパンポリマーズ社の新工場立ち上げの打ち合わせです。下の写真のとおり、3月に落成式を行った工場で、3ラインでも生産が始まりました。インドローカルの顧客で新工場生産品のサンプルアプルーバルが進んでいます。営業会議も開き、インド3か所の営業所からも営業マンをあつめ、早く生産量がふえるよう真剣です。
 この工場のあるグラジャート州Dododaraも5,6月は暑い。訪問した日も気温40度ですが、皆先週の43度に比べると今日は涼しいと言います。まさに熱風に中にいるようなものです。
 工場ではドイツ製とインド製(技術はドイツ)の3台の押し出し機が動きます。試験室にもいろいろな試験機が入りました。試験用の成型プレスも射出成型機も色分析器も稼働します。カラーマスターバッチ(白、カラー、黒)でスタートしていますが、薬品(滑剤、目やに防止、酸化防止、UV保護、その他)マスターバッチもまもなく生産開始です。そのうちエラストマーも作ってみたい。ベースポリマーはPE,PP, エンプラ,PC.等です。日本の生産技術品質確保のやりかたも導入します。製品にご興味がある方は当社までご連絡します。日本向けの輸入販売も行いますので。
 インドでは7月1日から全国統一物品サービス税(消費税)が導入されます。この5月中旬にその税率が発表されました。税率ものによっていろいろあります。天然ゴムは5%、合成ゴムが18%、カーボン、ゴム薬品が18%、タイヤは28%、ゴムホースが18%、ゴムロールは28% これは難しい、ややこしい。ゴム成型工場は税の処理はどうするの? この辺りは、ゴム報知新聞WEB版の6月に加藤事務所加藤進一のコラム(ゴム業界の常識、非常識)で説明します。ぜひご覧ください。
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日本ゴム協会年次大会研究発表講演会で発表、世界のゴム機械、試験機 [機械]

5月18-19日と名古屋で開催された、日本ゴム協会(いわゆるゴム学会)の2017年年次大会の研究発表講演会で「世界のゴム機械、試験機」というテーマで加藤発表をしてきました。加藤は日本ゴム協会の代議員でもあり、定時社員総会にも出席しました。
発表テーマは、世界ではどんなゴム機械、試験機がメジャーな機械か?日本にいると日本製の機械しか知る機会がありませんが、日本のゴム機械は世界ではそのシェアー(数量ベース)はだいたい10-20%ぐらい。よってどの会社のゴム機械、試験機がいま旬な機械か そういった解説の発表です。 下の写真でその一部を公開しておきます。プレゼンスライドは30枚以上ありましたから、ごく一部ですが。また写真のとおりポスター発表もしてきました。 ゴム学会の先生方の講演、研究発表にくらべれば、私の発表はそれほど中身がありませんが、日本のゴム産業界、技術者にも、世界ではこんなゴム機械がよく使われているという情報を提供していきたいという気持ちがあります。
海外進出しているゴムタイヤ会社では、海外製の良い性能、コストパフォーマンスの機械、試験機をどんどん取り入れています。加藤事務所のそのような機械、試験機をこの日本のマーケットにもご紹介、販売しています。
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ベトナムラバーグループ一行来日 [天然ゴム]

5月9日からベトナム最大の天然ゴム会社ベトナムラバーグループ VRGの社長以下各DongNai,PhoucHoa他大手工場の社長らが来日しました。当社とJTC社でアテンドして、13日まで大手タイヤ会社、在日ベトナム大使館、当社、JTC社と会談をしました。VRG社の社員は約10万人、その社長ですからこちらも気を使います。いわゆるフルアテンドです。昼食、夕食をともに、宿泊場所、会食の場所もいろいろ考えてです。面談いただいた取引先の方々、大使館幹部の方々ありがとうございました。
VRG社は国営企業で、天然ゴムの生産量は年間約30万トン、ベトナム天然ゴムの約1/3を占める会社です。社長は国会議員でもあります。会談に対しての事前ブリーフング、ベトナム大使館との調整。いろいろとやることがあります。当社本社事務所にも来られました。京都や東京の観光もあり、最終日はショッピングもいれて、無事帰国されました。社員10万人の会社のトップの方ですから、こちらもかなり気疲れしました。それにしても毎晩酒の量のすごかった。

 ブタジエンが下げ止まった後、また下がっています。しかしぐんぐん下がるという状態ではありません。さて天然ゴムはこの価格でステーか?
15日の週後半は名古屋で日本ゴム協会(学会)年次総会で加藤の発表があり、今プレゼン資料を作成中です。
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連休は機械の設置立ち合い [機械]

5月の連休は6日間取引先の工場に通いゴム加工機械を搬入、組み立て、設置、調整、試運転の立ち合いをしていました。機械の設置はたいだいゴム工場の長期休みの期間にやることが多いのです。
今回もそういうわけで、加藤は連休はなし。4月29日から土日もなく毎日取引先の工場に朝8時から夕方まで、立ち合いし、自分でも機械の調整をしてきました。無事機械は動き出し、ゴム製品生産がスタートです。そういえば今年の8月のお盆休みも機械の設置立ち合いが決まっています。
 ブタジエンの価格が予想通り下げ止まりし、やや上昇しかかっています。昨年秋のレベルまでは下がりませんでした。やはり中国のタイヤ生産が復活か?
 昨日土曜日にはブラジルの大手ゴム材料商社の社長が来日し、夕食をともにしました。
ブラジルの景気が本当に悪い。自動車生産がこの5年間下がる続け、5年前の30%以上減です。これではゴム産業も失速中で、あと一年はまだ低迷するであろう。この5年間現地通貨とドルとの為替レートが、ブラジルレアル安で、輸入品価格が高騰、しかし輸出が増えず、失業率が高い、収入不安で、ローンが払えず、自動車が担保に取られ、新車自動車購入が進まない。とのこと。
ブラジルの日系ゴム部品メーカーの生産の減っているとは聞いていましたが、ゴム業界人の説明に納得しました。
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