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ブタジエン価格動向 [材料相場、需給]

先週は某大手自動車メーカーのタイヤ、ゴム製品購買部門と今後天然ゴム、合成ゴムの動向について協議していました。タイヤ、ゴム製品の原料コストの動きについてです。3ヵ月毎に定期的に協議の場をもっています。それに技術部門ともゴム材料について打ち合わせ。
 この数週間のブタジエンの価格の上昇が気になっています。すでに$1200/MTを超えましたが、その理由がはっきりしていません。供給サイドのSPOT玉が不足しているといいますが。中国のタイヤが生産量を回復したのか? 中国の内部事情を調査しています。
その割には天然ゴムの価格が動かない。天然ゴムはやはり原油価格だけみていて、ブタジエンの価格には影響を受けないということか?すると、原油-天然ゴム-ブタジエンの順で相場が動くということか? 今後の動きが気になります。
韓国でLOTTE CHEMICALがEPDM新工場を年7.5万トンで建設中で今年中に完成の予定ですが、あまり聞こえてきません。これも気になる。
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お盆休みもなく  [機械]

8月11日から15日までは台湾ニーダーマリナリー社の機械を中国地方のゴム会社工場に納入、据え付け工事、試運転とメーカー台湾技術者と立ち合いでした。5月の連休のそうでしたが、ゴム機械の納入据え付け工事はだいたい大きな連休にやりますので、皆さんがお休みの時に仕事をします。無事機械も動き始め、まずは安心です。最後の日に時間が余ったので、台湾技術者を連れて、広島見学(観光?)、もみじ饅頭、お好み焼き、牡蠣と広島の味を味わってもらいました。観光で人出てが混んでいた。その後も毎日会社に出社しました。海外三国間取引も多く、休みはありません。
ブタジエンの価格が上がっています。中国国内でブタジエンが不足気味です。中国での需要が増えたのか、供給が減ってのかを確認中。おかげてアジアのブタジエン価格が$1100/MTまで届きそうな気配。先週、日本経済新聞に合成ゴム価格が下がるとの記事がありました。確かに8月から国内価格がさがりましたが、天然ゴムと違い、合成ゴムは種類により価格が違いますんで、記事に中で、それをまとめて平均価格でいくらといわれても、グレードもわからず、記事に違和感を感じます。ブタジエンが下がったと記事中には記述がありましたが、それは古い情報でしょう。今は上がってきています。
中国のブタジエン価格動向が今後のアジアの合成ゴム相場の動向を左右しますので、先週、中国の化学品動向の情報提供会社(ICIS,PLATTSの中国版みたいなもの)と契約して、毎週中国国内のブタジエン動向を入手することにしました。これで合成ゴムの動向がより正確にわかるようになると思います。
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CSR 調達 [ご紹介]

最近世界を代表する会社ではCSR調達を進めています。要は環境破壊、児童虐待、不平等アンフェアな取引、ガバナンスがいい加減な会社、工場で生産された原材料は使わないということです。
ちょっと前まではグリーン調達活動がありました。環境を害する工場の生産した原材料は買わないということだったと思いますが、それがさらに進んだものです。確かスターバックスのコーヒーも同じような宣言があったと思います。
米国の自動車メーカーGMが今年5月に調達するタイヤは、サステナブルな(持続可能な)天然ゴムを使用していることと宣言し、世界の大手タイヤ会社と協議しています。サステナブルな天然ゴムとは、気候変動に対処して、野生生物を保護している、高炭素を保持する(CO2削減のため)ゴム森林、地帯を維持して、また再生している会社で、また天然ゴムの農家のために、天然ゴムの木からの収量と品質を改善し、小規模な農園、工場の経営を支援する、さらに天然ゴムのサプライチェーンの調達に関してビジネスリスクを軽減し、天然ゴムの長期的な供給を保証するような、このような長所がある天然ゴムと天然ゴム工場と定義して、このような天然ゴムを使ったタイヤを買うということです。自動車会社がここまで天然ゴムの調達について条件を出すこと自体が驚きです。世界的なNGO団体と協議した結果でしょう。
当社もベトナムで天然ゴムの製造販売をしていますが、ベトナム国営天然ゴム会社に5月に連絡して、このようなサステナブルな天然ゴムを作る会社にならないと世界の大手タイヤメーカーに売れない。と進言しました。いままで中国相手に天然ゴムを売っていたベトナムの天然ゴム会社にとっては初めての経験です。さらに当社が出資し加藤が社長を務める VRGJAPANからベトナム政府への提言を、7月にベトナムに行って1時間ほどプレゼンをして、ことの重要さを訴えました。結果このプレゼン内容がVRG社長からベトナム農林大臣、さらにベトナム首相まで伝えられ、結果首相からの指示で、この課題を解決せよとの指示がでました。加藤が提起した提案が一国の首相まで届き、その結果活動が動き出したことはまずは成功です。ちょっとうれしいことです。これから大事なところでしょう。
下の写真はGENERALMOTORSのWEBサイトにも載っている、今回の宣言です。
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