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2017年は原材料値上がりの年 [材料相場、需給]

2017年本年もよろしくお願いします。
昨年12月に日本ゴム工業会での開催された当社加藤の資材関係講演でもお話しましたが、今年前半は天然ゴム、合成ゴム、カーボンブラックがすべて値上がりになります。天然ゴムは昨年11月からマネーゲームの金が天然ゴム市場に流れ込み、値段が50%以上あがりましたが、ラテックスグレード(RSS3)を中心に、春までの受け渡し分に売りつくしており、全体の需給バランスは決して不足していませんが、春まで供給が増えません。よってなかなか下がらない。天然ゴム農園、農民、小企業がこの価格レベルを保持したいので、供給を増やしていません。合成ゴムはブタジエンが高騰しており、2月5月に相当値上がりになります(EPはそこそこの値上げにとどまりますが)。さらに円安が合成ゴムの値上げを拍車をかけます。¥30/kg以上の値上がりは覚悟か。ブタジエンの値上がりの理由が、天然ゴム価格高騰というから始末に悪い。 どうも中国のゴム関係者が、すべての価格が上がると予想して、ゴム原料を買い占めに動き出したか? それほど中国のゴム原料の需要が急回復していませんが。カーボンブラックも今年は再度の値上がりがあるでしょう。近々か。
 日本経済新聞朝刊で私の履歴書で日産自動車のゴーン会長の話が連載されています。今週の分で、ゴーン会長がタイヤのミシュランに勤務し、工場長をしていた時の話が出ています。26歳で国内タイヤ工場の工場長、30歳代で海外工場の社長ですから、これはすごい。日本のタイヤ会社では考えられない。ゴーン氏が抜群に優秀だったでしょうが。
またミシュランが天然ゴムの原料のラテックスを効率的に管理することを検討している話がでてきます。ミシュランはタイヤメーカーですが、天然ゴム工場も持っています。原料ラテックスの管理とは私にとっては大変興味深い。ミシュランはそこまでやっていたのか。ミシュランは業界ではミステリアスミシュランと言われています。なかなか実態が外に漏れてきていません。原料へのこだわりもすごいですが、さすがミシュラン。
ベトナムVRGグレープ工場(当社出資先VRGJAPANも関係していますが)ではミシュラン向けに天然ゴムを出荷している工場がありますが、ミシュランの指示によるその天然ゴムの作り方は、今まで見たこともないようなやり方をしています。これがラテックスの管理ということか?
今年もよろしくお願いします。
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