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東日本大震災の影響(原料不足) その3 [材料相場、需給]

ゴム材料の大不足と、値上げが進行しています。工業ゴム部品、自動車ゴム部品メーカーの関心事は、EPDMの不足(JSRのEPDMが5月末まで出荷できない)、大内新興化学のゴム薬品がグレードにより入手できない(当分できない)、ゴム薬品の出荷停止により特定の合成ゴムが生産できない(合成ゴム製造時にも結構ゴム薬品が使用されていました)、そしてこれからは酸化亜鉛が不足することです。
EPDMとゴム薬品不足は深刻です。このままではゴム部品が生産できなくなる公算大です。
当社もこの1週間24時間対応で、米国、ヨーロッパのメーカーからゴムとゴム薬品を緊急出荷で発注してきています。この1週間でEPDMを30トン、ゴム薬品を5トン航空便で発注しました。支払う航空運賃だけで1000万円を越えました。米国のLIONCOPOLYMER, R.T.VANDERBILT, AKROCHEM、その他、ヨーロッパのFLEXSYS,MLPC,TAMINCO、PERFORMANCEADDTIVESITALYから材料を取りよせしています。欧米に深夜に電話して交渉するので、先週は毎日4時間睡眠でさすがに金曜日はへとへとでした。
これでなんとか合成ゴムメーカー、ユーザーのゴム成型メーカーのサプライチェーンを維持できます。
 一方値上げも進んでいます。アジアではゴム材料の需給が逼迫しており、ナフサ、ブタジエンの相場が上がっており、EPDMの需給が逼迫し、さらに石油系カーボンブラックのコストがエチレンボトム、FCCボトムの相場が急騰し、さらに原料の品質低下で原単位が増加し、世界的に4月からカーボンブラックの値上げが進んでいます。天然ゴムだけは価格調整気味ですが、基本は世界的なタイヤ好調で、高止まりです。
先週は日経新聞の記者に2回取材をうけて合成ゴムの需給関係、ブタジエン相場状況について説明しました。それが4月2日の日経朝刊に記事になったわけです。
とにかく、日本のゴム材料のサプライチェーンを止めるわけにはいかない。そのためには何でもする。考えればなにか方法があるはずだ。これが今の思いです。
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